水素水って何?
モデルさんやハリウッド女優、トップアスリートなど、美容と健康に特に関心の高い人の間に愛飲する人の多い水素水。
でも、「水素水って何?」「水素水ってどんなメリットがあるの?」という方も多いでしょう。
このページでは水素水についての基本知識と水素水のメリットについてお話します。
すぐれた抗酸化力
水素水とは水素分子であるH2が豊富に溶け込んだ水のことです。
水素はニオイも味もなく、人間の体にも害がないため、食品添加物として厚生労働省からも認可されているものです。
水素水が話題となっているのは、その優れた抗酸化力にあります。
抗酸化力とは、人間の体の老化と関係が深いとされる活性酸素を除去する作用のことですが、各種ポリフェノールやアスタキサンチン、リコペンなどの抗酸化力の高い成分は、化粧品や健康食品などの成分としても注目されています。
抗酸化力を補って若さと健康をキープ
人間が呼吸をする際に取り込んだ酸素のうち、2%程度が活性酸素になるとされています。
呼吸をする限り、つまり生きている限り活性酸素は常に体の中で発生していますが、人体には活性酸素を無害化する機能が備わっています。
また、活性酸素の生成量が多くなり、活性酸素を無害化する機能が追いつかなくなって、細胞内のDNAを傷つけたとしても、DNA自身の修復機能により、もとの正常なDNAに戻ります。
ただし、こうした活性酸素の害を無害化する機能やDNAの修復機能も、年齢を重ねるにつれて次第に弱くなっていきます。
年齢を重ねるとさまざまな病気にかかりやすくなったり、シミやしわ、たるみといったお肌の老化が現れるのは、人間の体にもともと備わっている活性酸素に立ち向かう力、抗酸化力が弱くなっていくからだと言われています。
ですから、いつまでも健康で若々しくありたいと考えるならば、年齢とともに弱くなってしまう抗酸化力を補うことが必要になります。
その抗酸化力を効率よく補うことができるアイテムが水素水というわけです。
水素水特有の抗酸化作用
活性酸素というと、マイナスイメージを持つ方もいらっしゃいますが、活性酸素には人間にとって良い働きをするもの(善玉)と、悪い働きをするもの(悪玉)とがあります。
善玉の活性酸素はウィルスや細菌と結びついて無害化する機能があり、免疫力を保つために欠かせないものです。
細胞を酸化させて老化を進めてしまうのは悪玉活性酸素のほうで、水素はこの悪玉活性酸素と結びついて水となり、尿や汗となって体外に放出してくれます。
抗酸化力のある食品は緑黄色野菜をはじめ様々ありますが、水素水は悪玉活性酸素だけを除去するので、とても効率よく活性酸素の害を防ぐことができるのです。
水素が放散しやすいのが難点
水素分子は非常に小さいので、ペットボトルや薄手のアルミ缶などでは簡単に通り抜けてしまいます。
水素水の容器は、アルミ蒸着フィルムを多層化したパックに封入したアルミパウチや特殊なアルミ缶などが主流ですが、いずれも長期保存するほど水素の含有量は減ってしまいます。
技術的な問題もあって、アルミパウチやアルミ缶タイプの水素水も、水に溶け込んでいる水素量は1ppm程度のものがほとんどですし、開封後は急速に水素が空気中に放散してしまいます。
また、ボトル内が完全密封状態になっていないと、水に溶け込んでいた水素が放散してしまうため、開封と同時に空気中に放散してしまいます。
水素分子自体が放散しやすい性質であることを考えると、水素水を購入するよりも、自宅で水素水を作る水素水サーバーを導入するのが理想的です。